Inner Urge-Joe Henderson(1)

ドイツで活躍中のドラマー進也くんが日本に一時帰国するとのこと。

そのタイミングでコードレスのライブ1本しましょう、と。

「スタンダード中心にして、自由にインタープレイを楽しみましょう」

で、まずあがってきたのがこの曲、「Inner Urge」。


やったことないし。

Joe Hendersonって、あんまり興味なくて、CDすら持ってないし(汗)。


とりあえず、超便利な「Real Book Site」で検索。

あったあった。


http://www.realbooksite.com/songs/real-book-volume-1-page-229.php


うーん。

いや、かっこいいけど。

なんだろうね、これは。

まずもって、Keyが何かもよくわからん。


前半16小節。

|F#m7b5(11) |  |  |  |

|Fmaj7(#11)   |  |  |  |

|Ebmaj7(#11)|  |  |  |

|Dbmaj7(#11)|  |  |  |


どあたまが、F#m7b5(11)でやたらとBの音が強調されるのが特徴的。

InnerなUrgeを感じさせます(意味不明)。

次、半音下のFmaj7(#11)に行くってことは、ルート以外は変わらんと思われる。

そっからは、全音づつmaj7(#11)が下がっていく、と。


で。後半。


|Emaj7(#11)|Dbmaj7(#11)|Dmaj7(#11)|Bmaj7(#11)|

|Cmaj7(#11)|Amaj7(#11) |Bb7(#11)  |Gmaj7(#11)|


うわぁぁ。

なんだこのコード進行。


ルートの動きをみると、

Eから短3度下がってDb

半音上がってD、短3度下がってB

半音上がってC、短3度下がってA

半音上がってBb、短3度下がってG


まぁ、なんか、規則性があることは分かったけど。

EとかDとかBとかAとか、アルトサックスには運指的にいやらしいコードばかり。


ところで、Bbだけは7thてのは、なんでだ。

まぁ、そういう曲か。


こういう、コード進行に妙味がある曲って、音の選択がいい加減だと、あんまりかっこよくならない。

気がする。

後半とか特に。

ということで、まずは、地味にアルペジオ練習から。

Bb7のとこは音源聴いたらテナーもピアノもドミソドミソ言うてるから、Bb7に9th(C),#11th(E),13th(G)を乗っけるやつでいいんでしょう。

 ホント地味だ。。。

 

(続く)