Be-Bop Scale(2)

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まずは右の図をご覧ください。

実音表記で示された7thコードに対するフレーズの数を見たとき、南側に位置するB7やE7近辺の貧しさが際立っております。

これは5度圏における南北間格差の問題と言われており(嘘)、多くのミュージシャンが抱える問題です。

アルトサックスプレイヤーはE♭管であるため、テナーサックスプレイヤーより軸が時計周りの方向に傾く傾向にあります。

傾き加減は、楽器自体の運指の難易度と、そのコードを目にする頻度によって変わってくるでしょう。



わたくしは、この問題の解消に向け、積極的にB7、E7のフレーズを練習に取り組む所存でございます。。。て、アホな能書きはいいとして。

Be-Bopスケール。

1度(C7ならC)から上がって戻ってくるのは、全部できました。

たぶん、むかし練習したんでしょう。

で、じゃぁ、3度からのは、というと、前述の貧困地域であるG♭7あたりからA7のゾーンが怪しい(汗)。


アマチュアサックスプレイヤーには「拒否権」というものが存在するので、苦手なKeyの曲など蹴ってしまえばよく。

限られた時間で全キー制覇するより得意なキーのフレーズを磨く方がよいと思うのですが。


プロと言い張るからには、ボーカルさんから貰った譜面に#が3つあっても「なんでやねん、あと半音上げるか下げるかしてぇや」という気持ちは押し殺して、「はいはーい、だいじょうぶですよ~♪」と笑顔でいなければなりません。


ということで、弱点克服にむけて。

各7thコードに対する、7度、3度、13度の音のイメージも強化したかったので、こんな譜面を作って練習してます。

この練習、Jamey AerbersoldのPlay-A-Longsシリーズ84巻「DOMINANT 7TH WORKOUT」というバッキングトラックにあわせて練習しています。

http://jazzbooks.com/jazz/product/V84DS#.VeV9IiXtmko


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