2015年

10月

02日

Cantaloupe Island - Herbie Hancock(1)

ファンク系セッションで頻繁に演奏されるHerbie HancockのCantaloupe Island。

1964年のアルバムEmpyrean Islesに入っています。

Empyreanてのはあんまり聞きなれない単語なんだけど、天空の、という意味で。

Isleは小島とか。

天空の小島。

その中に入っているCantaloupe Island。


Cantaloupeってずっとどこかの地名と思ってたんですが、赤い果実のメロンのことなんですね。

メロン島。おいしそう。

 

Hancockの曲でFunk Sessionでよく演奏されるものに、Watermelon manってのがありますが、これは直訳するとスイカ男。

フルーツシリーズです。

 

さて、カンタロープアイランド。

譜面にするとこんな感じかと。


テーマの6小節めのCの音がまず謎の部分。

Hancockの元のアルバムはC♮ですが、C♭で演奏されることも多い。

たとえば、これとか。

 

こういうのが、ジャズのよくわからんところ。

 

この部分、コードとしてはD♭7で、ピアノの定番リフは必ず「C♭」=「D♭に対する7thの音」を弾いてます。

ピアノリフがC♮になっているのは聞いた覚えがない。


どっちかというと、テーマの音もC♭にしといたほうが好きなので、セッションでやるときはC♭で統一してます。

どっちかに統一しとかないとおかしなことになることは、はっきりしているかと。


テーマ3段目のDm7、鍵盤は、G、C、Fの4度積みで弾くのが定番。

なんで、管楽器でハモりいれるときも、4度でとった方が、なんかいい感じになります。



さて、この曲のアドリブをどうするか。



昔、この曲、苦手でした。

Dm7のとこがいまいち何していいかわからんかったし。

D♭7のとこもいまいちうまいこといかないし。

安心できるのはFm7だけ、みたいな。


You Tubeみてても、これをコピーしたらいける、みたいのがイマイチ思い当たらない。

かっこいいのは、すごすぎて参考にならんかったり。


なんで、考えながら、なにかしら、ヒントになることを書いていければと思います。


今回は、あんまりヒントにならないネタ。

トランペッターNat AdderleyのCantaloupe Island。

初めの2コーラスくらい、ほとんどFm一発で吹いてます。

F、A♭、B♭、C♭、C、E♭のブルースっぽい音列。


D♭7でもお構いなしに長7度のCがきますし、

Dm7でもかまわずFmのペンタがきます。


どないやねん。


こういうのが、ジャズのよくわからんところ。

 

(続く)