Cantaloupe Island - Herbie Hancock(2)

(前の記事はこちら)


さて、カンタロープアイランドのアドリブ。Fマイナーペンタ一発ではなかなかそれっぽくならなくて。

わたしが、アドリブのときに基本的に使っているスケールはこんな感じ。

D♭7のとこは#11の音をイメージしてリディアン♭7thといわれる音階にしてますが、別にこうじゃないといけない、ということはない。

原曲のトランペットのアドリブは、ミクソリディアンですし。

ただ、こっちの方が、なんか、それっぽく吹けるので、こちらを好んでいます。

 

Dm7のところって、テーマはE♭の音があるんですよね。

昔、それに引きずられてて、何のスケールを吹いていいのか、よくわからなかった。

テーマで出てくる音は、基本となるスケールに含まれていなければならない、みたいな先入観があって。

 

でも、バッキングの和音だけ聴いてると、Dm7のとこは、E♮の音が入っているDドリアンが自然かと。

 

と、いうことで。

 

このスケールを身につけるべく、練習します。

最近、テナーサックスでこれを吹こうと思ったんですが、アルトサックスで幾度となくやっている曲をテナーでやろうとすると、油断したらアルトの手癖に戻って混乱するので、地味に練習。

 

いや、まぁ、ホント地味なんですけど。

とりあえず、こういうのを間違わないようにしないと、話が始まらない。

 

(続く)