2015年

6月

17日

Inner Urge-Joe Henderson(3)

(前の記事はこちら)


さて、この曲の後半。

がんばって練習したとしても、本番、スピードが速かったり緊張したりしたら、コードチェンジについていけなくなる懸念がある。


そういうときのために(別にそうじゃなくても使えるんだけど)2小節毎の共通音というのをあらかじめチェックしておく。

Emaj7(#11)とDbmaj(#11)のような短3度平行移動の関係だと、共通音は4音。

2小節単位でこの4つの音をオルタネートフィンガリングとか交えつつびゃーーっと速弾きしちゃったりすれば、なんとなくそれっぽくなる。

この4音だけ吹くのではなく、この共通音を軸に、小節毎にコードトーンを1音足してフレーズを作る、とかいうのも結構考えやすい。


じゃあ、この考え方を広げて4小節くらいがばっといける音はないのだろうか、と期待するんだけど、短3度下降の次が半音上昇なんで、4小節単位の共通音はG#(Ab)しかない。

まぁ、幸い、アルトサックスだと最高音に近い、吹きのばしてかっこいい音。

頭が真っ白になったら4小節間G#をロングトーンすることにしようか。


でもそれはあまりに芸がないので、G#を軸に小節毎にコードトーンを1音足してフレーズを作っておく。

こういうのは、アドリブの後半、全体が盛り上がってきたときに「InnerなUrge、内なる衝動に突き動かされてこの音を吹きのばしたくなったのだー」という雰囲気が大事

 

「あらかじめ仕込んできたフレーズなんですー てへぺろ (・・*)ゞ 」ってな感じになったら台無しだ。

 

(続く)