さて、この曲の後半。
がんばって練習したとしても、本番、スピードが速かったり緊張したりしたら、コードチェンジについていけなくなる懸念がある。
そういうときのために(別にそうじゃなくても使えるんだけど)2小節毎の共通音というのをあらかじめチェックしておく。
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Emaj7(#11)とDbmaj(#11)のような短3度平行移動の関係だと、共通音は4音。
2小節単位でこの4つの音をオルタネートフィンガリングとか交えつつびゃーーっと速弾きしちゃったりすれば、なんとなくそれっぽくなる。
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この4音だけ吹くのではなく、この共通音を軸に、小節毎にコードトーンを1音足してフレーズを作る、とかいうのも結構考えやすい。
じゃあ、この考え方を広げて4小節くらいがばっといける音はないのだろうか、と期待するんだけど、短3度下降の次が半音上昇なんで、4小節単位の共通音はG#(Ab)しかない。
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まぁ、幸い、アルトサックスだと最高音に近い、吹きのばしてかっこいい音。
頭が真っ白になったら4小節間G#をロングトーンすることにしようか。
でもそれはあまりに芸がないので、G#を軸に小節毎にコードトーンを1音足してフレーズを作っておく。
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こういうのは、アドリブの後半、全体が盛り上がってきたときに「InnerなUrge、内なる衝動に突き動かされてこの音を吹きのばしたくなったのだー」という雰囲気が大事。
「あらかじめ仕込んできたフレーズなんですー てへぺろ (・・*)ゞ 」ってな感じになったら台無しだ。