Cantaloupe Island - Herbie Hancock(4)

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スケール練習をするとき。

Fm7とDm7に使ったした「ドリアン」というスケールは、構成音としてはそれぞれ、E♭のメジャースケール、Cのメジャースケールと同じです。

いちおう、全キーのメジャースケールは練習した、という人なら、やったことある動きなので、さらっと吹ける。

 

でも、D♭7に使った「リディアン♭7th」というスケールは、何かのメジャースケールとは違うので、慣れないうちは吹きにくいと思います。

 

隣の音との音程(インターバル)を見たとき、1つ特徴的なのは、「半」「全」「半」というもの。

これは、メジャースケールにはない組み合わせの並びです。

まず、ここを重点的に練習して掴む、というのがよいかと。

この音列、映画「マルサの女」で覚えたので、自分の中では、勝手に「マルサの女音列」と命名しています。

 

この4音を使っていろいろフレーズを吹いて、慣れてみましょう。

慣れてきたら、もう1音くらい足して。

さらにもう1音。

ここまでくるとほぼスケールの音を全部使っています。

使ってないのは、ルートのD♭のみ。

 

ちょっと違う角度からみて。

 

Fのドリアンのスケール、とD♭のリディアン♭7のスケールを使って、3和音を作ってみます。

 

ドリアンのスケールを使ってできる3和音は、メジャーか、マイナーか、マイナーの♭5th(ディミニッシュ)の3種類。

D♭のリディアン7thのスケールを使ってできる3和音は、その3種に加えて、メジャーの#5(オーギュメント)の和音が出てきます。

 

この3和音を軸にしていくと、クセのあるフレーズが作れます。

まぁ、音を足していけば、さっきと同じ話になるわけですが。

 

スケールを羅列するだけではいまいちフレーズにならないという場合、何かしらポイントを置いて考えるとよいのでは、と思います。

 

 

余談ですが、構成音で考えたとき、

D♭のリディアン♭7thスケールは、Gのオルタードスケール と同じ。

またA♭のメロディックマイナースケールとも同じ、ということも、覚えておくと便利です。

 

(続く)