Feel Like Makin' Love (4)

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(2) 8小節目からのF#7

 

これが2つめの関門。

これは何かというと。

♭1つのキーのメジャーの調でよく使う4和音はこんな感じです。

 

いわゆる、Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ進行というのは、Gm7-C7-F△7

このおしりのⅤ-Ⅰ(C7-F△7)にあたります。

 

あたる、といって、C7ではないじゃないか、という話なのですが。

ドミナントのセブンスコードは増4度上(上でも下でも同じですが)のセブンスと置き換え可能、という性質をもちます。

C7の増4度上はF#7。

 

つまり、機能的には、

Dm7 –G7 –C△7 –C7-F△7

というコード進行と同じで、このC7を代理コードF#7で置き換えた、という意味合いになります。

 

このF#7に使えるスケールというのはいくつか考えられます。

 

1つはLydian ♭7th Scale。

 

置き換える前のC7のオルタードスケール、と考えた方が覚えやすいかもしれません。

このスケールを使ったフレーズの例を書いてみます。

 

何かお気に召すものはございましたでしょうか?

他にも使えるスケールとしては、コンビネーション ディミニッシュド スケール、というのもあります。

この名前もなんか偉そうで嫌いなのですが。

 

フレーズの例としてはこんなのがあるかと。

ところで、この、コンビネーション ディミニッシュド スケール、見方を変えると、メジャーの三和音に♭9thの音を足したもの、に分解できます。

F#の三和音に、その♭9th、F#の半音上を足したもの。

その短三度上のAの三和音に♭9thを足したもの、という風に。

これを使ってフレーズを作ってみます。

 

ラスト。

 

もう1つあり得るのはホールトーンスケール。

全音を英語で言うとWhole Tone。

全ての間隔が全音なので、この呼び名があります。

 

このスケールを使ったフレーズの例もあげておきましょう。

最後のは別にホールトーンスケールとは言わない気もしますが。

 

これくらい仕込んでおけば、なんとかなりそうな気がしません?

 

とにかく、この部分だけを練習しよう、ということで。

練習キットを作ってみました。

BPM80

BPM92

気に入りそうなフレーズを、はじめは無理やりでもなんでもいいんで、ねじこんでみましょう。

 

100回やったら、血となり肉となります。

 

音楽は根性。

 

(続く)