2016年

2月

21日

Feel Like Makin' Love (5)

(前の記事はこちら)

 

(3) 最後の小節のD7

 

ざっと見渡したとき、♭#のないキーの基本4和音から外れているのは、最後の小節のD7。

その前のC7, C#7は、D7に向かってくる経過みたいなものなので、あまりコードにこだわらなくても大丈夫。

そこからD7と思って吹いても問題ないです。

 

で、この最後の小節なんですが、音の選び方以上にセッションやライブで重要なことがあって。

それは、次のコーラスをどうしたいのかの「意思表示」。

 

このコーラスでソロを終えるなら、終わるようなフレーズを吹きながら次の奏者にアイコンタクトを取るでしょうし。

次のコーラスでぐっと盛り上げたいなら、大きめの音でバシっとしたフレーズを吹いて次のコーラスの頭につなげるし。

もうワンコーラス、抑えた感じでいくなら、音数少なめ、音量抑えめでつなげていくし。

 

リズム隊は、フロントのそういう気配を察して、次のコーラスをどうするかを考えてくれます。

そのリズム隊に、自分が次どうしたいかをこの小節で「意思表示」できるかどうかが、かっこいい演奏になるかどうかのポイントの1つなのではないかと。

 

 

それはさておき、このD7。

 

普通にミクソリディアンで吹いても成り立ちます。

 

上のほうにAm7が乗っているんで、Am7-D7のⅡ-Ⅴフレーズを吹いてもあいます。

 

もうちょっと、なんか、違うことをしたいとき使えるのが、リディアン♭7thスケール。

 

上にのるのがAmにメジャー7thがのったコード。

ソの#、ルート音のレからみたら#11thの音を強調すると、それっぽいフレーズが作れます。

 

#11thのテンション、意識高い系。

 

 

ところで、このDのリディアン♭7thスケールというのは、Aから始めると、Aのメロディックマイナースケールになります。

Am7のスケールチョイスとして、メロディックマイナーを使うとして、Am7からC7,C#7,D7まで、ざばっと同じ音使いで行ってしまう、という選択もありといえばありです。